仕事始め?
おはようございます。
おそくなりましたが あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。
本当は昨夜ゆっくり更新するつもりでしたが疲れてしまって更新出来ませんでした。
昨日から本格的に仕事しました。まぁ一昨日 三日もちょっとやりました(4日の段取り)
昨日は馬鈴薯を植えました。こちらでは冬作ばれいしょと言って冬に作って4月下旬に掘ります。この冬作ばれいしょ、作るのは6年ぶりくらいです。
なぜ作らなかったかというとちょうど6〜7年前じゃがいも市場価格が暴落した時期に収穫してしまって大赤字をくらってしまいました。ほんの数ヶ月前は可成り高値でした。それが我が家が掘る頃に大暴落してしまって組合の職員から単価を聞かされショックでじゃがいも畑に座り込んでしまいましたよ^^; もう少し早く収穫できたなら良かったのですが、その頃我が家は年老いた親父とふたり暮らしでした。人手不足で蜜柑の収穫が大幅に遅れて冬作ばれいしょの作付けが大幅に遅れてしまいました。それで収穫も大幅に遅れてしまいました。あぁ、もう無理だな もう2度とじゃがいも作らない!
と硬く決心したのですが、、、
現在我が家は30aの蜜柑畑 とても食っていける規模ではありません。そこで小作の人にお願いして20aの田圃を返してもらいました。稲の後の裏作になるのですが、なにか作って少しでも収入を得たい。じゃがいも以外の裏作といっても玉ねぎ以外に作ったことありません。玉ねぎはもう間に合いません。なにか新しい作物をと思いますが、これは可成り危険が伴います。ここは矢張り手堅く冬作ばれいしょを作るしかありません。12月1月中に作ってしまえばなんとかなります。面積もわずか20aです。失敗してもそんなにダメージは無い。ローリスクローリターンですね。
というわけで仕事始めはじゃがいも作りでした。
まずは圃場にじゃがいも並べるために溝を掘ります。田圃は11月に耕しておりました。
奥の二枚は既に12月中に作付け済んでおります。右上隅に見えるボロ建物は我が家の納屋です。築八十年あまりのボロ納屋です^^;
じゃがいも作るためのマシーンです。どちらも30年近く使っております。
手前の機械 管理機といいますが、それでジャガイモ種をならべるための溝を作ります。結構しんどいです。 奥の機械が並べたジャガイモ種を被せてかまぼこ型の畝を作ります。左の袋は肥料です。じゃがいもの元肥で溝を作る前に圃場に撒きます。1aで1袋。
昼まではよい天気でした。真ん前に見える山は愛宕山でその左脇の小ちゃな山は富士山? どちらも全国に同じ名前の山が結構ある^^;
左の方の島は天草、右に微かに見える半島は長崎半島です。
ちょっと分かりにくいかもしれませんがジャガイモの種並べてしまいました。
一個一個手で並べます。可成りしんどいです。腰が痛くなります。今はこの作業も機械が出来るようになりましたが、我が家のような小規模には必要ありません。作業機操作もふたり必要になります。我が家はオラがひとり。
並べた後は機械で被せてかまぼこ形の畝にします。昨日は三枚の圃場にじゃがいも作付け行いました。
この後作業は2月初め頃圃場全体に透明のポリビニール(ポリマルチ、略してマルチといいます)を被せます。これもキツい作業です。マルチを被せるのは土壌温度を高くして発芽を促進させることと雑草を生やさないのが目的です。マルチを被せるとやがて芽が顔を出します。そのままでは芽はマルチを突き破ることできないので開けてあげます。その作業は2月中旬くらいですかね。後はどんどん伸びて3月末にはいっぱい葉を広げ太陽に陽を受け光合成して根に養分を貯めてそれが膨らんでじゃがいもになります。
そしてあと重要なのが病害虫の管理を徹底します。そして一番怖いのが遅霜。4月初めに酷い遅霜が来たらもう終わりです。もう生育せず枯れます。まぁめったに来ません。少しくらいの遅霜なら大丈夫です。
じゃがいも作付け作業はもう少しかかりそうです。
そのうち選果場の仕事とかデコポンの収穫とかあります。合間を見て作ります。