こんにちは
今日は雨降りです。昨日まで1月中に作付けした馬鈴薯のマルチ被せをやっておりました。マルチとはポリビニールのことです。
1月中に作付けした馬鈴薯の記事です。
上の記事でも出ててきますが作付けの終了した状態の馬鈴薯圃場です。
このままでも馬鈴薯は出来ますが、芽が出るのが可成り遅くなります。それにジャガイモの芽が出る頃は春草などの雑草も一緒に生えて来たりします(馬鈴薯の生育を阻害します)。それをマルチを張ることにより地温が高くなり発芽が促進されます。さらには雑草を抑える効果もあります。こちらの馬鈴薯栽培は殆どマルチ栽培をします。
幅170㎝、長さ200mのロール状のポリビニールで2畝ずつ被せ、飛ばされないように土を乗せていきます。可成り重労働です。
この作業に欠かせないものがこれ
竹カッター
これはマルチを切るための物です。
山から孟宗竹とか真竹などの硬い竹を切って来て5㎝程度に短く切ってそれを2〜3㎝くらいに割った物を作ります。この竹カッターの角でポリマルチーを普通のカッターのようにサッと引くようにして切ります。
これが本当良く切れるんですよ。以前は普通のオルファカッターなどで切っておりましたが、これが良く失くすんですよ。春に馬鈴薯収穫の頃に腐ったオルファカッターが出てきたりします。竹カッターならいくらでも作れますので失くしても全然平気。ポケットに2〜3本入れて作業します。安全でもあります。
こうやって何日かかけてやっと昨日被せてしまいました。
昨日被せた圃場写真
我が家の馬鈴薯圃場全景
緑に囲ったところが大体20aあります。少し種芋が足らなくて裸地があります。軽トラックは我が家のものです。真正面の家は我が家です^^; 家の周りとか道路際とか裸の圃場がありますが昔は全部馬鈴薯作っておりました。一番多い時には緑で囲った部分の8倍は作っておりました。約30年前ですね。その頃は親父もオフクロも元気でした。
我が家の馬鈴薯畑の下の方の写真です。
この見えてる緑以外の部分(向こうの山の緑以外の部分)が昔は全部馬鈴薯作っておりました。写真を撮ってる場所も勿論。一面マルチの海で眩しいくらいでした。現在は跡継ぎ不足と高齢化、さらに4〜5年前の馬鈴薯の大暴落ですっかり作付け面積が減ってしまいました。
このあと1週間くらいすると馬鈴薯の小さい芽が出始めます。薄いポリビニールですが馬鈴薯の芽は自力ではマルチを突き破ることは出来ません。人間がひとつひとつ開けてあげなければなりません。その作業が3月いっぱい続きます。
積雪、遅霜来ませぬように・・・
あとはスケッチ。おけいはんまだ描いてます^^